
2026年の『24時間テレビ49』でチャリティーマラソンに挑戦し、80kmを走り切った星野真里さん。
45歳での挑戦を見て、
「星野真里って昔はどんな作品に出ていたんだろう?」
「金八先生に出ていた女優さんだよね?」
と、改めて気になった人もいるのではないでしょうか。
『3年B組金八先生』の坂本乙女役など、どこか清楚でおとなしい印象を持っている人も多いかもしれません。
そんな星野真里さんですが、実は20代の頃、それまでのイメージを大きく変えるような体当たりの演技に挑戦しています。
その作品が、2005年に公開された初主演映画『さよならみどりちゃん』です。
この記事では、『24時間テレビ』で再び注目を集めた星野真里さんが過去に挑戦した『さよならみどりちゃん』とはどんな映画だったのか、そしてなぜこの作品が女優人生の転機になったのかを紹介します。
星野真里が24時間テレビで80kmを完走
星野真里さんは、2026年8月29日・30日に放送された日本テレビ系『24時間テレビ49』でチャリティーランナーを務めました。
日本テレビの公式サイトでも、2026年のチャリティーランナーとして星野真里さんが発表されています。
走行距離は80km。
8月30日午後8時42分、東京・両国国技館でゴールしました。
ゴール直前には娘のふうかさんと抱き合う場面もあり、涙を浮かべながら走り切る姿が放送されました。
45歳で80kmを完走した姿を見て、久しぶりに星野真里さんを見たという人も多かったのではないでしょうか。
今回のマラソンには、すべての子どもたちが自分の居場所を選べる社会になってほしいという星野さん自身の思いも込められていました。
▶ 星野真里「できた!を増やす子ども募金」|24時間テレビ公式
星野真里には体当たりの映画に挑戦した過去があった
現在の星野真里さんからは少し意外に感じるかもしれませんが、20代だった頃にはかなり大胆な役にも挑戦しています。
それが2005年8月13日に公開された映画『さよならみどりちゃん』です。
南Q太さんの漫画を原作として、古厩智之監督が映画化した恋愛作品。
星野真里さんにとっては映画初主演作でした。
共演したのは西島秀俊さん。
星野さんが演じたのは「ゆうこ」という女性で、西島さんは彼女を振り回す男性・ユタカを演じています。
日本映画データベース「JFDB」でも、
- 星野真里:ゆうこ
- 西島秀俊:ユタカ
- 監督:古厩智之
- 原作:南Q太
- 公開日:2005年8月13日
と確認できます。
『さよならみどりちゃん』はどんな映画?
主人公のゆうこは、西島秀俊さん演じるユタカのことが好きな女性です。
ところが、初めてユタカと深い関係になったあと、彼には「みどり」という恋人がいることを知らされます。
それでもユタカから離れることができないゆうこ。
電話番号さえ教えてもらえず、人前では恋人として扱ってもらえないにもかかわらず、好きだから関係を断ち切ることができません。
「好きなのに、このままではダメだと分かっている」
そんな恋愛の苦しさが描かれている作品です。
TBSチャンネルでも、
「恋人のいる男を好きになってしまった少女の揺れる心情と、人を愛することのせつなさを描いた恋愛物語」
として紹介されています。
単純な恋愛映画というより、
好きだから離れたいのに離れられない
という、かなり生々しい恋愛感情を描いた作品と言えそうです。
星野真里が挑んだ“体当たり演技”とは?
『さよならみどりちゃん』が当時注目された理由のひとつが、星野真里さんの大胆な演技でした。
作品では、西島秀俊さん演じるユタカとの親密な場面や濡れ場も描かれています。
星野さんは、それまで持たれていた清楚なイメージとは大きく異なる、大人の男女関係を描いた役に挑戦しました。
当時を知っている人の中には、そのギャップに驚いた人もいたかもしれません。
ただし、この映画が現在まで星野真里さんの代表作のひとつとして語られている理由は、単に大胆なシーンがあったからではありません。
相手に振り回されていると分かっていても離れられない。
頭では分かっているのに気持ちが追いつかない。
そんな「ゆうこ」の弱さや切なさを演じた星野さんの演技そのものが高く評価されました。
『金八先生』の乙女ちゃんとのギャップも大きかった
星野真里さんを昔から知っている人なら、『3年B組金八先生』を思い浮かべる人も多いでしょう。
星野さんは武田鉄矢さん演じる坂本金八の長女・坂本乙女役として知られています。
その後も『新・星の金貨』など数多くのテレビドラマに出演。
そのため、
「清楚」
「おとなしい」
「金八先生の娘の乙女ちゃん」
という印象を持っていた人も少なくありませんでした。
そんな中で挑戦したのが『さよならみどりちゃん』です。
金八先生の乙女ちゃんとして星野さんを知っていた人ほど、この映画とのギャップは大きかったのではないでしょうか。
しかも『さよならみどりちゃん』で主演女優賞を受賞
さらに、『さよならみどりちゃん』は星野真里さんにとって非常に重要な一本となりました。
星野さんは同作で、フランスで開催された第27回ナント三大陸映画祭の主演女優賞を受賞しています。
つまり、
「大胆な役に挑戦した映画」
というだけではなく、女優・星野真里の演技力が海外でも評価された作品だったのです。
星野さん自身のプロフィールでも、2005年の『さよならみどりちゃん』で映画初主演を果たし、同映画祭の主演女優賞を受賞したことが紹介されています。
星野真里本人にとっても女優人生の転機だった
そして、ここが『さよならみどりちゃん』を単なる「昔の大胆な映画」で終わらせたくない理由です。
星野真里さん本人も、後年のインタビューで、この作品で賞を受賞したことが自分にとって非常に大きかったと振り返っています。
それ以前は、自分から「女優です」と名乗ることにもためらいがあったという星野さん。
しかし『さよならみどりちゃん』で主演女優賞を受賞したことで、
自分は女優なのだという覚悟を持つきっかけになったそうです。
星野さんはインタビューで、この受賞を自身の**「大きなターニングポイント」**として振り返っています。
さらに2024年のインタビューでも、この作品で賞を受賞したことで「俳優なんだ」と腹をくくるきっかけになったと語っています。
▶ 星野真里「さよならみどりちゃん」が転機に|双葉社 THE CHANGE
そう考えると、『さよならみどりちゃん』は星野真里さんにとって、
「大胆な演技に挑戦した映画」
というだけでなく、
「自分を俳優として認めるきっかけになった映画」
でもあったことが分かります。
星野真里の現在は?Instagramでも活動を発信
現在も星野真里さんは俳優として活動しています。
公式Instagramでは、仕事のことだけでなく日々の出来事なども発信しています。
▶ 星野真里 公式Instagram(@mari_hoshino.7.27)
『24時間テレビ』をきっかけに久しぶりに星野さんを見たという人は、現在の活動をチェックしてみてもよさそうです。
24時間マラソンから20年以上前にも大きな挑戦をしていた
2026年の『24時間テレビ』では、45歳で80kmのチャリティーマラソンに挑戦した星野真里さん。
その姿を見て初めて星野さんを詳しく知った人にとっては、『さよならみどりちゃん』での姿はかなり意外かもしれません。
しかし振り返ってみると、星野さんは20代の頃にも、それまで持たれていた自分のイメージを大きく変える役に挑戦していました。
『金八先生』の乙女ちゃん。
『さよならみどりちゃん』での体当たりの演技。
そして45歳になってからの80kmマラソン。
挑戦の内容はまったく違いますが、星野真里さんはこれまでも何度も新しいことに挑んできた俳優だったことが分かります。
まとめ
2026年の『24時間テレビ』で80kmのチャリティーマラソンを完走し、改めて注目を集めた星野真里さん。
そんな星野さんが20代の頃に挑んだ映画が、2005年公開の初主演作『さよならみどりちゃん』でした。
西島秀俊さん演じるユタカに振り回される女性・ゆうこを演じ、それまでのイメージとは大きく異なる体当たりの演技にも挑戦。
そして、その演技は高く評価され、第27回ナント三大陸映画祭で主演女優賞を受賞しました。
この受賞は、星野さん自身が俳優として覚悟を決めるきっかけにもなったといいます。
24時間マラソンで見せた新たな挑戦だけでなく、20年以上前にも大きな一歩を踏み出していた星野真里さん。
『さよならみどりちゃん』は、その俳優人生を振り返るうえで欠かせない一本と言えそうです。

